「明るく・楽しく・素晴らしく」

令和5年 1月
謹賀新年
皆様におかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。コロナ禍の中で過ごした令和4年も終わり、新しい令和5年がやってまいりました。様々な問題も残り、まだまだ両手を上げて喜んではいられませんが、少しずつ外出の機会が増えてくる中で、大切な方々と会えるよろこびを実感致します。経済の流れも少しずつですが着実に前進を始めました。コロナウイルスにもようやく治療薬が開発され始め、今後はコロナウイルスもインフルエンザのような感覚で対処されるようになると言われていますが時間の問題で回復していくスピードも速まると思われます。
今年は何か新しい歩みが始まる様な気がして良くなる予感がしてなりません。私自身子供のように学ぶ意欲が湧いてきてワクワクしています。「子どもたちよ、子供時代をシッカリと楽しんでください、大人になってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは、子供時代の「あなた」です」児童文学作家・石井桃子さんのことばです。
これは「子供たちよ」と語りかけている言葉ですが大人に向けたメッセージでもあります。
改めて自分を振り返ると、これまでいろんな局面で頑張ってこられたのは、子供の時代があったからだと思っています。誰もが子供のころはピュアな感受性を持っていますが大人になるにつれて、きちんとしよう、落ち着いて過ごそう、ルールを守らないと、と子供らしい自分をいつの間にか隠して大人っぽい自分を演じながら成長し、普通の大人になっていきます。けれど本当の大人になってしまってから気付くのは、人生の豊かさというものは、「人と仲良くすること」「夢中になれるものがあること」「無邪気に楽しめること」だと思うのです。尊敬する松下幸之助さんの言葉を思い出します。「青春とは心の若さである、信念と希望にあふれ、勇気に満ちて日々に新たな活動をつづける限り、青春は永遠にその人のものである」幾つになっても、子供の頃の自分本来の純粋さや無邪気さを大事にして行こうと思います。 「明るく・楽しく・素晴らしく」を心に頑張ります。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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