太陽のように温かな心を持って

令和4年 5月
 青く晴れ渡る空に悠々と泳ぐこいのぼりに、日本の美しさと豊かな心をしみじみ感じます。日本は世界の人々から平和で住みやすく、優しい国民性の国と言われてきましたが本当にそう思います。
 しかし思いもよらぬ恐ろしい戦争が始まりました。一人の独裁者がその決断をしたのです。むろん様々な原因は考えられますが、何の罪も無い人々が大きな被害を受けています。残忍なロシア兵とTVでは言いますが戦争は全てに悲惨で残忍です。過去を振り返ると、日本も戦争では残忍な行為をしてきています。ロシアはシベリアに日本の兵隊を捕虜として連れて行き沢山の人が極寒の地で亡くなっています。ベトナムでも残忍な行為がなされ、その後遺症で今でも苦しんでいる人がいます。ドイツでは、ヒトラー政権の下、恐ろしい数のユダヤ人虐殺が行われました。日本ではアメリカ軍の空襲で焼夷弾と言う日本の木造家屋にあった爆弾を民間人の地域に落とされ焼け野原となり、広島と長崎には原子爆弾が落とされ、世界で唯一の被爆国となりました。人を狂気にさせるのが戦争なのです。戦争では真の幸福は得られません、いつも弱者が被害を受けるのです。
 私たち人間は誰でも幸せになりたいと思っています。それなのに戦争だけではなく、日常にも残忍な事件が起こります。それは、弱い人間のエゴです。自立していない人のエゴです。例えば「いじめ」の問題もそうです。何人かで一人の人間を追い詰めていく、陰湿な事件が年々増え続け、世界でも、平和で豊かな国と言われる日本なのに年々悲惨な社会問題が増えています。その原因と言われる一つが、この世の中に生を受け大人になるまでに、本来人としての基本的な生き方と、人間関係をより良くつなげていくための大切なルールを教育されないまま生きている人々が増えているといわれます。心寂しい人が増えたように思います。これからの時代は心の時代と言われます。ATSは豊かな心と優しさを持った大人たちが一人でも多くなるようにと人生の成功者達が人類の未来を思い、この自己啓発のプログラムが出来上がったのです。私も受講生として、先人から託された一人として生涯この使命をもって、一人でも多くの人に伝える為に邁進いたします。明るく楽しく素晴らしく、太陽のように温かな心を持って人生を謳歌しましょう。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
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