出来ない言い訳を探すより、出来る理由を見つける

令和4年 9月
朝夕の風が少しずつ秋風に変わってきました。例年ならこの季節、祭りの音が聞こえてきますが、今年もコロナ感染の拡大で、お祭りどころか子供たちの楽しいイベントも自粛自粛となり本当にかわいそうです。
大人の手本であってほしい政治家の宗教がらみの票稼ぎなど心ない大人たちの醜い姿を毎日のようにTVなどで見かけます。これからの時代を背負っていく若者に対して、先輩として本当に心が痛みます。けれど暗いニュースが多い中、久々に心が晴れる素晴らしい事がありました。日本三大花火大会の一つ新潟県長岡まつりの花火大会が行われました。全国の花火師の方々の協力もあり、素晴らしい大会でした。観覧された方々やTVを見た方々から多くの喜びの声がありました。開催決断をされた関係者の方々には大変なご苦労があったと思います。開催に当たっては様々な意見が有り、反対ばかりでなく、沢山の人たちの惜しみない協力があったとお聞きしました。「こんな時だからこそ」と言う長岡市の皆様の勇気ある決断には心より感動致しました。この長岡の花火大会からテレビ中継を含めてどれだけ多くの方々が勇気をいただかれたことかと思います。
出来ない言い訳を探すより、出来る理由を見つける事は人生でも同じです。「出来ない出来ない」と考えても何も解決しません。とにかく「どうすればできるか」の発想からスタートすることが大切です。冷静に考えると当たり前のことですが、人は昨日には戻れないのです。障害だらけだった私の人生も、お陰様で大きく変わりました。意識的に「どうすればできるか」の発想からスタートする思考習慣を持つように変えました。習慣を変えると無意識的に行っていたことが、反射的に「どうすればできるか」の発想になるようになってきました。世の中には様々な障害がありますが、淡々とこなして生きて行く人もあります。同じような状況でも、眉間にしわを寄せて暗い表情で生きて行く人もあります。私はATSで学んだ「明るく、楽しく、素晴らしく」を心の中でリズミカルに繰り返します。すると自然と心が明るくなってきます。いろいろと楽しい季節の到来です。お身体大切に、さらに楽しんでお過ごしください。
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